金沢市中心部の「金沢城公園・新丸広場」(金沢市丸の内)で5月4日・5日の2日間、「忍者パルクール2018 in KANAZAWA」が開催される。
フランス発祥の運動方法・パルクールは、身軽に障害物を飛び越える動きから「忍者スポーツ」とも呼ばれ、日本でも若者を中心に人気が高まっている。「北陸大学」(金沢市太陽が丘1)の学生らで運営するベンチャー企業「サムライ金沢」(同)が、「日本パルクール協会」(東京都千代田区)に「加賀忍者」をテーマとした大会開催を打診。今回、国内初となるパルクール全国大会の開催に至った。パルクールを通じて金沢市への誘客や、金沢の歴史や伝統、文化を世界的に発信することを狙いとする。
1日目はタイムトライアル競技「忍者スピードラン」とフリースタイル競技「忍者フリースタイル」の大会を予定する。2日目は「忍者スピードラン」と「忍者フリースタイル」のコースを開放し、自由に練習ができる修業イベントの開催や、子どもも楽しく参加できる忍者パルクール体験、パルクールパフォーマーによるショーも。
同協会広報担当の釡谷実希さんは「パルクール経験者や参加選手だけでなく、ショーや体験イベントなどを通じて、初めてパルクールに接する方も楽しんでいただけるイベントを目指した。多くの方に足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。
大会・修業参加共に事前エントリーが必要。3月26日から、エントリーサイトで受け付ける。参加費は、大人=3,500円、ジュニア=3,000円。開催時間は5月4日・9時~19時30分、5日・11時~17時30分。