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金沢21世紀美術館でシリーズ展「ローカル・テキスタイル」 地元繊維産業を紹介

トラベルギア「オーガナイザー」(同館とコラボの限定オレンジ色)

トラベルギア「オーガナイザー」(同館とコラボの限定オレンジ色)

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 金沢21世紀美術館(金沢市広坂、TEL 076-220-2800)で現在、地元の繊維産業にフォーカスするシリーズ企画展「ローカル・テキスタイル」の第1弾「TO&FRO うすく、かるく」が開催されている。

【VRで読む】ローカル・テキスタイル1「TO&FRO うすく、かるく」の会場風景

 会場となる同館のデザインギャラリーでは、ミュージアムショップと連携しながら、地元の文化や産業をテーマに、その魅力や将来性を紹介している。同展では、独自の織物技術で細糸から薄く軽いナイロン生地製造を得意とする「カジグループ」(かほく市)を取り上げる。

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 同社の「うすくてかるいトラベルギア」は海外でもアウトドアやスポーツ用品にも採用され、2014年には自社ブランド「TO&FRO」を立ち上げた。大量生産される安価な海外製品に押される繊維業界において、高度な技術力と企画力で挑戦する同社の取り組みを紹介する。

 1934(昭和9)年創業の同社は、機械設備製造の「梶製作所」、織物製造の「カジレーネ」、加工糸製造の「カジナイロン」、丸編製造の「カジニット」、ベビー服製造の「カジソウイング」などでカジグループを形成し、北陸の繊維産業をけん引する。気軽で快適な旅をイメージする「TO&FRO」を消費者に直接アピールすることで、知名度を高めるとともに北陸の繊維産業を盛り上げる狙いも。

 会場では同社の生地に触れることもできるほか、展示台やパーテーションなどにも製品特長を生かした会場作りを工夫する。ミュージアムショップでは同館のテーマカラーのオレンジ色を使った限定品のオーガナイザー(ポーチ)(1,750円~3,000円)のほか、スリッパ(3,500円)、傘(9,500円)など旅行などに使い勝手の良いアイテムが並ぶ(価格は税別)

 同展キュレーターの鷲田めるろさんは「会場とショップを通して、歴史ある地元の繊維産業の技術力と新たな試みを紹介したい。第2弾、3弾も石川の繊維産業の奥深さに迫りたい」と話す。

 開場時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。休場日は月曜(2月12日は開場)、2月13日。4月8日まで。

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