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金沢・東山にコーヒーのテークアウト専門店「百年珈琲」 築100年の古民家に

代表の林絢さんと看板犬のベル店長

代表の林絢さんと看板犬のベル店長

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 金沢・ひがし茶屋街の近くにコーヒーのテークアウト専門店「金沢東山 百年珈琲」(金沢東山)がオープンして1カ月半がたった。

【VRで読む】ひがし茶屋街近くにオープンした「金沢東山 百年珈琲」

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 同店プロデューサーの石田政久さんは、ラグジュアリーなキャンプ「グランピング」を手掛けるプロジェクト「グランジェ・グランピングアライアンス」のエグゼクティブプロデューサーも務める。グランピングの活動の中で、たき火で焙煎(ばいせん)したコーヒーを飲んで、そのおいしさに目覚めたという。

 珠洲市で昨年秋行われた「奥能登国際芸術祭」では、グランピングサイトを運営するとともに、ご当地コーヒーとして「奥能登ブレンド」「見附ブレンド」の企画開発も行ったという。

 今回、縁あって築100年の古民家を活用できることになり、茶屋街に近い立地とコンパクトな店舗を生かして、コーヒーを中心としたテークアウト専門店として開業した。

 看板メニューは金沢をイメージしたオリジナルコーヒー「東山ブレンド」(レギュラー=420円、トール=480円)で、コクがあり力強い味わいの「兼六」と少し酸味のあるすっきりした味わいの「友禅」の2種類を提供する。コーヒーに合わせたスイーツとして「アップルパイ」(250円)、「チーズケーキスティック」(300円)も用意。カレーのブイヨンに「東山ブレンド 兼六」を使った「キーマカレー」(700円・予約制)など軽食も振る舞う。

 石田さんは「目指すのは『100年先まで愛されるコーヒー』。百年珈琲をベースにコーヒーのおいしさを伝えて、オリジナルのご当地コーヒーも増やしていきたい」と話す。「『自分でもハンドドリップで入れてみたいけれど、道具や方法が分からない』という声をよく聞くので、ワークショップを開いてコーヒーの楽しみ方も伝えていきたい」とも。

 営業時間は9時~17時。水曜定休。

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