金沢の東原地区で10月21日、「東原ふれあいフェア2017~里山を食す~」が行われる。主催は東原町会。
2010年に始まり、今年で8回目を迎える秋恒例のイベント。「食」「体験」「響き」「結ぶ」をテーマに、豊かな自然に囲まれた同地区の魅力を発信する。
「食」としては、おにぎり、きのこ汁、焼き芋、焼きそば、アユの塩焼き、ジビエ料理など同地区で収穫した食材を使った料理やドリンクを振る舞うほか、餅つきと餅の販売も行う。朝市では東原産の野菜を提供する。
「体験」としては、フィンランドに古くから伝わる妖精・トントゥやペンダントを作るワークショップに加えて、的当て、輪投げなど子どもが遊べるコーナーも設ける。東原町集会所では、「カフェレストラン樫(かし)」(金沢市東原町)が出店して料理やスイーツを提供するほか、押し花、サンドブラスト、テラリウムなどのワークショップも行う。そのほか親子で楽しめるサツマイモ掘りも予定する。
「響き」としては、同地区の伝統芸能「ちょんがり太鼓」の演奏を披露。「結ぶ」には、「一期一会の出会いを楽しもう」という思いが込められているという。
共催するNPO法人くくのち(松村)の小中真道さんは「例年、家族連れを中心に喜んでいただいている。街中で自然に触れる機会が少なくなる中、里山を体感できる催しになっているので、この機会に東原地区に足を運んでもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。入場無料。飲食やワークショップなどは有料。