カジュアル客船「コスタ ネオロマンチカ」を保有するコスタクルーズ(東京都千代田区)が10月6日、2018年7月~8月の金沢を発着港とするクルーズ詳細を発表した。
およそ70年の歴史を誇る同社の船旅は「海の上のイタリア」を体現する、陽気なイタリアンスタイルが特長。イタリア船籍15隻の客船が、地中海・北欧・バルト海・カリブ海・中米・南米・中東・インド洋・アフリカ・アジアなどおよそ300の寄港地に就航し、世界一周クルーズや、一度の乗船で異なる大陸の寄港地を訪れることのできるツアーを提供している。
2017年4月の日本就航に先立ち一部改修を行った同客船(総トン数5万7150トン、最大乗客定員数1800人)。船内には6つのレストランと6つのバー&ラウンジ、広大なスパエリア、ブールやカジノ、ゆったりとくつろげる客室などを完備し、モダンなラグジュアリーホテルに滞在しているかのような空間が魅力とされている。
船内では毎晩テーマナイトが設定されており、「白いもの」を見に着ける「ホワイトパーティ」、浴衣で盛り上がる「縁日パーティ」、ベニスのカーニバルのマスクを身に着ける「カーニバル・オブ・ヴェニス」、イタリアの赤・白・緑を身に着ける「イタリアンナイト」などを開催。それぞれの趣向に合わせた洋服を持参することでよりいっそう楽しめるという。
金沢発着クルーズは4泊5日の「お気軽日本海ショートクルーズと釜山」(7万2,800円~)、5泊6日の「古都と城下町を巡る麗しの日本海クルーズ」(9万1,800円~)など、全4種のクルーズを準備(以上、早期割引適用料金)。来年よりドリンクパッケージなどを含めた新しい料金体系となる。
同社の日本支社支社長糸川雄介さんは「発着地としての地の利、観光地、食と3拍子そろった金沢港はコスタクルーズにとって欠かせない港。来年夏で3年目となる金沢発着クルーズにぜひ乗船いただけたら」と話す。
問い合わせと予約は旅行代理店で受け付ける。