かほく市にある結婚式場「アマンダンヴィラ」(かほく市鉢伏寅、TEL 076-283-7799)で8月18日、ドローンを使って結婚式の風景を空撮するサービスをスタートすると発表した。
ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ(首都圏版)によると、披露宴の余興や演出に映像を使う新郎新婦の割合は72.1%で、2010年に比べて8.9ポイント上昇している。映像の内容は、式当日のダイジェスト映像とこれまでの思い出の写真を織り交ぜる構成が主流。同式場でも映像演出の受注が年々増加し、撮影機材も高品質なカメラへ移行していることから同サービスの提供開始に至った。
自然に恵まれたロケーションの同式場では、通常のビデオカメラで撮影した映像に加え、バルーンリリースの際に、風船とドローンを式場上空に飛ばしながら撮影。バルーンを見上げる新郎新婦や列席者を、空へ飛ぶ風船とともに撮影しながら、上空約120メートルまで上昇し式場と海や森を俯瞰(ふかん)で捉えるという。
同式場を運営するノバレーゼ(東京都中央区)広報の松井環さんは「自然の景観を生かした結婚式場が少ないことや、映像演出を自社でできる会社が少ないことから、ブライダル会社がドローン撮影サービスを行うのは珍しい」と話す。「披露宴での映像サービスに対する関心や期待値も上がっているため、プロによる高品質な映像サービスを提供することでニーズに応えていけたら」とも。
同式場でのサービス開始は2018年春を予定している。