金沢のいしかわ四高記念公園(金沢市広坂)で7月16日・17日、「百万石ウイスキーフェスタ」が行われる。主催は百万石ウイスキーフェスタ実行委員会。
金沢では近年、「ワイン金沢」「サケマルシェ」「オクトーバーフェスト」などお酒を楽しむイベントが定着しているが、ウイスキーをメインとした催しはなかった。ウイスキーの愛好家は少なくないものの、なじみがない人が多いのも現状という。そこで、「ウイスキーの文化や楽しみ方を伝えたい」と、同実行委員会が中心となって、初開催となる同イベントを企画した。
当日は13の酒造メーカーが出店し、世界5大ウイスキーを中心に、愛好家から初心者まで楽しめるよう多彩なウイスキーを用意する。埼玉県秩父市で造られ世界的に注目を集める「イチローズ・モルト」、北陸唯一のウイスキー蒸留所を持つ「若鶴酒造」(富山県砺波市)の地ウイスキーなど、話題の銘柄も楽しめるという。県内23飲食店が出店し、おでんやすし、焼き肉、馬肉、串カツ、カレー、ラーメン、チーズなど幅広いジャンルのウイスキーに合うフードも振る舞う。
ステージでは、酒造メーカーが「ウイスキーセミナー」を行うほか、ジャズやソウル、ロック、シャンソンの演奏で会場を盛り上げる。
同実行委員長の岡崎郷史さんは「初開催ということで、お酒好きの皆さんの期待を感じている。ウイスキーとおいしい料理のコラボを気軽に楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は11時~19時。チケット料金は、前売り=3,000円、当日=3,200円(1冊200円×15枚、グラス付き)。前売り券は、出店飲食店、日本バーテンダー協会加盟店、セブンチケットなどで販売中。