金沢駅港口のロータリーに隣接する商業ビル「マストスクエア金沢」2階に6月7日、地鶏料理が看板の居酒屋「塚田農場 金沢駅西口店」(金沢市広岡、TEL 076-210-7177)がオープンした。
全国で約150店舗を展開する「塚田農場」を運営するのは「エー・ピーカンパニー」(東京都港区)。北陸では福井に続き2店舗目。駅前ロータリーという立地から地元客のほか、出張や観光で金沢を訪れる人の利用を見込む。店内は宮崎県日南市の塚田神社の収穫祭をイメージした賑(にぎ)わいを演出し、スタッフは南国調の浴衣を身に着ける。席数はカウンター、小上がり、テーブル合わせて約90席。客単価は4,000円程度。
地鶏は、鹿児島県霧島市、宮崎県日南市、北海道シントク町などから仕入れ、流通と加工を自社で行うことでリーズナブルに提供する。一番人気は炭火で焼く「黒さつま鶏 もも焼 黒焼」(中=1,220円、大=1,890円)。「日向夏ポン酢 むねみたたき」(680円)、「鶏わさ」(500円)なども人気筋という。季節限定メニューとして、パスタの代わりにエノキダケを使ったカロリーが4分の1のカルボナーラ風「えのきナーラ」(680円)や「アスパラ一本揚げ」(1本280円)なども(以上、税別)。
契約農家から仕入れる野菜料理や宮崎や鹿児島産の焼酎も豊富にそろえ、同店では石川の地酒も置く。「本格地鶏料理と牛もつ鍋コース」(5,000円)や「炊き餃子(ギョーザ)鍋コース」(3,980円)などの鍋料理も人気が高いといい、少人数からグループまで使い勝手の良いメニューを用意する。同店長の地領恵理さんは「こだわりの地鶏を使った料理はもちろんのこと、空間を楽しみこの場で食事をしたことが思い出になるように、接客にも力を入れていきたい」と話す。
営業時間は17時~24時。
※当記事はエー・ピーカンパニー提供の資料を基に執筆したものです。資料の一部に誤りがあったため、一部メニューを削除しました(6月28日18:00削除)。お詫びして訂正いたします。