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金沢の青果店がレトルトカレー発売 出荷少ない冬季に新たな販売方法を

金沢の青果店が発売する「俺たちの能登カレー」

金沢の青果店が発売する「俺たちの能登カレー」

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 金沢の中央卸売市場にある「薄井青果」(金沢市西念4、TEL 076-233-1678)が4月1日、レトルトカレー「俺たちの能登カレー」を発売する。

野菜にかけて食べる「俺たちの能登カレー」

 加熱調理した野菜にかけて、野菜自体の味を楽しんでもらおうと開発した同商品。電子レンジで加熱しただけの玉ねぎや金時芋(さつまいも)に特に合うといい、ルーをかけることで「素材の深みと味わいを引き出す」という。

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 同社の薄井壮登志専務は開発のきっかけについて「冬季は取り扱う能登野菜の生産量、出荷品目とも少なくなり、主な取引先である首都圏のスーパーや百貨店の石川県産野菜の売り場が寂しくなることに頭を悩ませていた。京都で京野菜売り場に京野菜カレーの売り場が作られていたことにヒントを得て、新たな販売方法に踏み切った」と話す。

 商品名の「俺たちの能登」は薄井専務が設立した「ブランド北陸」(白山市鹿島町)の事業の一つで、若手農業者の出荷協力と能登のブランド力向上のため行っている同名の活動から名付けた。レトルトカレーの製造・販売も手掛ける「ケービーエフ」(諸江町)の協力の下、開発には約半年を費やした。着色料や化学調味料などを使用しない無添加商品のため、原材料の選定には苦労したという。

 販売価格は1箱(200グラム)=550円。「どんたく西南部店」(新保本3)、「どんたくベイモール店」(七尾市小島町)、「どんたくアスティ店」(七尾市藤橋町)で販売する。