金沢市香林坊の竪町商店街で11月1日、冬の風物詩「5タウンズイルミネーション」が始まった。
香林坊では国道157号線沿いに植えられた36本のケヤキを約11万個のLED電球で彩る。11月1日の点灯式はゴスペルライブや、木の花幼稚園の園児とミス百万石がカウントダウンに合わせて点灯するなど、華やかに催された。
竪町商店街のタテマチ広場では、高さ9.2メートルのクリスマスツリーと周辺の樹木にイルミネーションを点灯。中心街のメインストリートをにぎやかでロマンチックな雰囲気に演出する。
今後は12月にかけて、片町きらら広場、柿木畠、広坂の各商店街でも順次イルミネーションが点灯予定。昨年より2万個多い、約20万個のLED電球を使う。近年は片町きららや東急スクエアのオープンが相次いだこともあり、中心街へ出向く客が例年より多くなると見込まれる。
金沢中心商店街まちづくり協議会の榊克則さんは「11月4日からは片町きらら広場に高さ8メートルの生木を使ったクリスマスツリーを初めて設置する。点灯期間中は各種イベントも予定しているので、よりいっそう明るくなる5タウンズに足を運んでいただけたら」と話す。
点灯期間は来年2月中旬まで(各商店街により異なる)。