金沢21世紀美術館近くに7月7日、「アロアロカレー」(金沢市柿木畠、TEL 076-225-7504)がオープンした。
【パノラマVR】金沢21世紀美術館近くにオープンした「アロアロカレー」
大手製パン会社に勤務していた橋村哲也さんが「管理職となり製造の現場から離れ、調理の現場に戻りたくなった」と開店した。木目調にまとめたハワイアンな雰囲気の店内は、借景の木々の緑が映える落ち着いた雰囲気。女性が一人でも気軽に立ち寄れるカフェ風のカレー店を目指す。店名はハイビスカスを意味する「アロアロ」と名付けた。
店舗面積は約20坪、テーブル22席とカウンター7席を設ける。店内に2カ所設置するモニターでは映画やスポーツを上映し、アロハシャツを着用するスタッフが対応する。「アロハシャツを制服としたものの、冬場には何を着れば…」と橋村さん。10時~21時の通し営業で、近隣のサラリーマンや観光客、学生など幅広い層の利用を見込む。
同店のカレーは「金沢カレー」に代表されるガッツリ・こってりのイメージと差別化を図り、ライスは白米・十五穀米・クミンライスから選ぶスタイルで、通常300グラムのところを250グラムで提供し大盛りには無料で対応する。
メニューは10種(680円~880円)。看板は「aloaloヒレカツカレー」(800円)と「aloalo 焼カレー」(850円)。そのほか、「あさりカレー」や「サバカレー」、「ひよこ豆カレー」(以上780円)など。季節柄、夏の人気筋は「トマトカレー」(880円)と「aloalo ロコモコカレー」(850円)という。セットメニューはサラダとドリンクが付き980円。
ハワイの「コナビール」(580円)やワイン(グラス380円)に、おつまみの「ソーセージ」(300円)、「チーズ」(380円)などを置き、「一杯飲んでくつろげるカフェバー」としての利用も想定する(価格は税込み)。橋村さんは「カレーはもちろん、待ち合わせやパソコンを持ち込んでくつろげるカフェバーとしても使ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~21時。