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「能登杜氏SAKEフェスティバル」金沢で初開催へ プロが利き酒指南も

酒造りの様子(イメージ画像)

酒造りの様子(イメージ画像)

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 金沢の「しいのき迎賓館」(金沢市広坂)2階の「ガーデンルーム」「イベントホール」で5月30日、「能登杜氏(とうじ)SAKEフェスティバル」が初開催される。

「能登杜氏SAKEフェスティバル」の告知ポスター

 南部杜氏・越後杜氏・但馬杜氏と並び日本四大杜氏とされる「能登杜氏」は、能登半島の先端付近と珠洲市・能登町が発祥の地とされる杜氏集団。明治時代以降、杜氏らが地元北陸以外に近畿・中部・関東などへも赴任するようになり、「能登流」の技術で醸される濃く深い味わいが特徴の日本酒は各地へと広がった。日本酒愛好家に人気の高い農口尚彦さん(石川県、農口酒造「農口」ほか)、中三郎さん(同、車多酒造「天狗舞」ほか)、波瀬正吉さん(故人、静岡県、土井酒造場「開運」ほか)ら名杜氏も多く、現在74人が名を連ねる。

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 同イベントの主催は石川県杜氏振興協議会。全国的に知られるようになった「能登杜氏」の仕事と、名人らが醸す日本酒の技を県内外の人に広くPRしようと企画した。イベントの目玉は、能登杜氏が醸した品評会出品酒(56蔵)の利き酒をプロによる正式な作法で模擬体験するコーナー(500円)。17蔵が参加する酒蔵PRブースも設ける。

 能登杜氏を追ったドキュメンタリー映画「一献の系譜」の上映、能登杜氏ら4人がパネラーとして参加し同作を手掛けた映画監督の石井かほりさんがコーディネーターを務める「能登杜氏酒造りパネルディスカッション」も予定する。

 イベントの実行委員会長を務める小堀幸穂さん(小堀酒造店、白山市)は「全国的にも注目されるようになった石川県の財産でもある『能登杜氏』という巨匠の仕事とその技術を知ってもらえる機会となれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時30分~16時。品評会出品酒の利き酒体験=参加費500円(利き酒用ちょこ・出品酒リスト・日本酒用語辞典、・和らぎ水を含む)。来場者多数の場合は入場規制あり。

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