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金沢にコンフィチュール店-フランスで修業したパティシエが手作り

焼き菓子や旬の果物を使ったコンフィチュールが並ぶ

焼き菓子や旬の果物を使ったコンフィチュールが並ぶ

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 金沢市の朝霧大橋近くに7月30日、コンフィチュールと焼き菓子の店「MAISON IKE(メゾン・イケ)」(金沢市田上本町、TEL 076-254-1260)がオープンした。

「MAISON IKE(メゾン・イケ)」の店内

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 パティシエの福岡奈緒美さんは七尾市生まれ。洋菓子店勤務などを経て、フランス・アルザスのパティスリーで修業していたときにコンフィチュールと出合い、その奥深さに触れて感動したという。帰国後、「MAISON IKE」の名でコンフィチュール作りを始め、県内のパン店や雑貨店で販売。今回、念願だった自身の店舗を開いた。

 同店のコンフィチュールは、石川県を中心に厳選した旬の果物を使用。ビン詰め後の加熱処理をせず、フレッシュな味わいそのままに仕上げている。福岡さんは「コンフィチュールを通して、地元のおいしい果物を紹介したい」と話す。秋に向けては、金沢産のネクタリンや梨、押水産のイチジクがおすすめだという(820円~)。焼き菓子は、クッキー、マドレーヌ、スコーン、タルトなどを用意する。

 8月6日からは併設されているカフェスペースもオープンした。朝はパン、コンフィチュール、ドリンクの「モーニングセット」(500円)、昼はサンドイッチまたはキッシュをメーンにサラダ、スープ、ドリンクをセットにした「プレートランチ」(1,100円)を提供する。コーヒー、紅茶などとともに、店頭のタルトやスコーンを味わうこともできる。

 フランスで修業していたパティスリーは、世界中の人がコンフィチュール目当てに訪れる人気店だった。「地元の果物を使うことで、ここにしかないコンフィチュールを求めて遠くからでも足を運んでいただけるような店にしたい」と福岡さん。「カフェスペースはゆったりしているので、1人でも気軽に利用してほしい」とも。

 営業時間は8時~18時(モーニング=8~11時、ランチ=11~14時)。月曜、火曜定休。

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