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「金沢オクトーバーフェスト」北陸初開催-ドイツ発祥ビールの祭典

ドイツ民族衣装に身を包んだ店員

ドイツ民族衣装に身を包んだ店員

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 金沢市役所近く、「いしかわ四高記念公園」(金沢市広坂2)で8月29日から、「金沢オクトーバーフェスト」が始まった。

「金沢オクトーバーフェスト」の様子

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 「オクトーバーフェスト」はドイツのミュンヘン市で1810年から200年以上続くビールの祭典で、600万人以上が参加する世界で最も規模が大きい祭りとして知られている。近年、日本各地でも開催されるようになり、今回北陸初となる金沢市での開催が決定した。

 会場ではドイツビールの王道といわれる「ヴァイツェン」「ドゥンケル」「ピルス」などが楽しめ、ドイツの伝統料理なども販売する6店舗とワインの試飲ブース1店舗が出店。客席として用いる大小のテントに1300人以上を収容する。各店舗前ではドイツの民族衣装などを着た店員が声を上げ、「コール」と呼ばれるパフォーマンスで客を盛り上げる。会場の向かいに立地する百貨店「香林坊大和」(香林坊1)も市内から唯一出店した。

 同会場も含め、「オクトーバーフェスト」では1杯目のビール購入時にグラス預かり金(1,000円)とビール代を支払うデポジット制が採用されており、グラスの使い捨てや破損を防止し、環境にも配慮している。グラスは銘柄ごとに最もおいしく飲める形で設計されており、銘柄が変わるごとにグラスも変えてもらえるのも同イベントの楽しみ方だという。

 期間中は会場内で「ボーホー&カレンダーバンド」(8月29日~9月3日)、「エーデルワイスカペレ」(9月4日~9月7日)がドイツ民族音楽を演奏し、本場さながらの雰囲気を盛り上げる。

 開催初日の29日は平日にも関わらず、オープン直後から多くの人がビールやドイツソーセージを買い求め、テントの下で会場の雰囲気を楽しんでいた。主催する北陸放送の宮本貴之さんは、「本場ドイツの生ビールはなかなか金沢では飲めないので、貴重な機会だと思う。多くの人に楽しんでもらいたい」と語る。

 開催時間は16時~21時(土曜・日曜は11時~)。9月7日まで。問い合わせは北陸放送開発事業部(TEL 076-262-1717)まで。

後援申請20141009
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