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金沢のギャラリーで美大同期2人の企画展、異なる感性を同空間に展示

清水恭平さんの作品「眼差し」(2014)

清水恭平さんの作品「眼差し」(2014)

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 金沢の「ギャラリー点」(金沢市入江、TEL 076-292-2140)で現在、企画展「Intersection」が開かれている。

柄澤健介さんの作品「変わらぬ地平」(2014)

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 金沢美術工芸大学の博士課程1年に在籍する2人の作品を取り上げる同展。彫刻専攻・柄澤健介さんの作品4点と、油画専攻・清水恭平さんの作品15点を同じ空間に展示する。

 同期でありながら特に面識がなかったという2人の接点を作った、同ギャラリーオーナーの金田みやびさんは「2人は制作の向き合い方も志す方向もまるで交わらないと思うが、将来性のある若い2人をあえて『今』引き合わせてみたいと思った」と話す。そんな思いを込め、展示会名を「Intersection=交差」とした。

 柄澤さん(彫刻)の作品は、自身も趣味とする「山」がモチーフ。切り立つ山々をダイナミックに表現する。清水さん(油画)の作品は、人物画を中心に自身の心に強く響いたものを重厚な色合いとタッチで描く。彫刻と油画の作品が共にある空間は「立体と平面」、「陰と陽」の対比を創り上げている。

 会期中には「アーティストトーク」(2月22日、14時~)を行う予定で、制作活動について2人の口から直接聞くことができる。

 開場時間は12時~18時。木曜休館。3月9日まで。

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