金沢の竪町ストリートで現在、クリスマス向け立体アート展「△+□=?(さんかくたすしかくははてな) Tatemachi art(タテマチ・アート) vol.3」が開催されており、通行人らが興味深そうに作品に見入っている。
買い物に訪れる市民らに日頃とは違う風景を楽しんでもらおうと、同町商店街振興組合青年部が企画。金沢工業大学の学生有志約50人で結成したプロジェクトチームが作品2点を制作した。
このうちの1点は、「△+□=?」。幅12メートル、奥行き17メートルの大型作品で、三角形と四角形の造形を組み合わせ、タテマチハーバーにクリスマスツリーやジャングルジム、滑り台、テーブルと椅子などを作った。
「竪町に届いたクリスマスプレゼント」をイメージしているという両作品。同大環境・建築学部3年の浦口昂久さん(21)は「ここで親子連れが遊んだり、恋人たちが寄り添ったりすることで生まれる思い出が僕たちからのプレゼント」と制作意図を説明する。
もう1点は「プレゼントの樹」。街路樹に新しい幹を作るというコンセプトで、ストリートに彩りを添えている。
12月25日まで。