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石川県内のパティシエが腕競うコンテスト、金沢で-入賞作品の展示も

真剣な表情で作品を作る出場者

真剣な表情で作品を作る出場者

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 金沢の菓子材料・器具販売店「C&C金沢」(金沢市諸江町)で9月6日、「石川県洋菓子技術コンテスト大会」が開かれ、県内のパティシエ23人がウエディングケーキやバースデーケーキ作りに必要となるデコレーションの技術を競った。主催は県洋菓子協会。パティシエの技能向上を目的に毎年開催しており、今回で10回目。

コンテストの様子

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 出場者は、洋菓子店でシェフパティシエを務めるベテランから今年4月に就職したばかりの新人までさまざま。競技はスポンジケーキを飾り付け見た目の美しさを競うもので、技術レベルや仕事量、表現の豊かさ、色合いなどが審査基準となった。

 実務経験年数を問わないAクラスと4年未満のBクラスの2部門があり、Aクラスには11人が出場し、2時間の制限時間をめいっぱい使って、あめ細工などで童話の世界や花を表現した。Bクラスは1時間30分の制限時間内に、マジパンでそれぞれテーマに沿った作品を完成させた。

 参加者はそれぞれ、仕事の後の時間や休日を利用して、この日のために練習を重ねてきたといい、真剣な表情で調理台に向かった。

 入賞者は次の皆さん。
◇Aクラス▼石川県知事賞 山田俊次(ケーキハウスマルフジ)▼連合会会長賞 真島佑生(ルミュゼドゥアッシュ)▼金賞 須藤勝広(ふらんどーる)、中村良子(同)▼銀賞 酒井慎一(ANAクラウンプラザホテル金沢)、小西聖(ケーキハウスマルフジ)◇Bクラス▼金沢市長賞 越栄亮弥(ケーキハウスマルフジ)▼大会会長賞 中川夏那代(同)▼金賞 松本典子(同)▼銀賞 堀内彩(ふらんどーる)、黒木雄介(同)

 入賞作品は、今月7日・8日に金沢駅もてなしドーム地下広場(木ノ新保町)で開催される「スイーツカーニバルいしかわ」で展示する。当日は両日14時から、長さ30メートルのジャンボロールケーキ作りを予定。各日先着50人が参加できる。完成したケーキは700人に振る舞う。同協会加盟の洋菓子店25店のケーキや焼き菓子も販売する。開催時間は10時~17時(8日は16時まで)。入場無料。

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