「金沢21世紀美術館」内のカフェ「フュージョン21」(金沢市広坂1、TEL076-231-0201)で現在、金沢市出身でロンドン五輪柔道女子57キロ級の金メダリスト松本薫選手(フォーリーフジャパン)の活躍を祝い、特製の「金メダル」をのせたパフェが売り出されている。
金メダルの報奨金300万円の使い道を問われ、「ビッグパフェが食べたい」と話していた松本選手。同店を経営する「メープルハウス」(東力町)では、帰郷の際にサプライズプレゼントを用意して喜ばせたいという金沢市役所の依頼を受け、イチゴに金箔(きんぱく)を貼り、チョコレートで「金」と記した「金メダル」をのせて、日の丸の旗を立てた高さ約30センチの特大パフェを考案した。
8月17日に山野之義金沢市長を表敬訪問した際、このパフェを口にした松本選手は「ソフトクリームが濃厚でおいしい」と喜び、「ジャイアントパフェ」の名前を付けた。
現在提供しているのは、これより一回り小さい高さ25センチのパフェ。フランボワーズソースをかけたソフトクリームとコーンフレークの上に、イチジクのロールケーキとマンゴー、メロン、パイナップル、オレンジ、マスカットなど、季節のフルーツをふんだんにトッピングしてある。
テレビで観戦してファンになったという家族連れらが食べに訪れており、写真撮影する姿も見られるという。
1日限定20個で、価格は1,260円。
営業時間は10時~20時。月曜定休。同パフェの提供は10月末まで(イチジクの収穫シーズンが終わり次第終了)。
松本選手は9月10日、再び帰郷し、武蔵ケ辻から香林坊までの国道157号約1キロメートルで祝賀パレードを行う。時間は16時~16時30分。