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金沢で高校生作「ロボット」展-相撲やアメフトなどの「得意技」披露も

羽咋工業高校生が製作したロボットを操縦する子ども

羽咋工業高校生が製作したロボットを操縦する子ども

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 石川県内の工業系高校が製作したロボットが現在、「いしかわ子ども交流センター」(金沢市法島町、TEL076-243-6501)で展示され、夏休み中の子どもたちが目を輝かせて見入っている。

会場に展示された各校の力作

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 今春、プラネタリウムをリニューアルオープンした同センター。今回の展示会は、「いずれ宇宙でロボットが活躍する時代が来る」との発想から企画したという。

 並べられているのは、工業高校と工業系学科を持つ県内高校9校のうち、7校の生徒が授業や部活動などで製作した14台。それぞれ得意技を持っており、アメリカンフットボールや相撲ができるものもある。

 8月4日には羽咋工業高校コンピューター部がデモンストレーションを行い、「鬼」に見立てたペットボトルや空き缶を捕まえて懲らしめる「桃太郎ロボット」など6台を紹介した。子どもたちは自分の身長と同じくらいの大きさのロボットがコントローラー一つで動くさまに大喜び。高校生に教わりながらボタンを操作し、前後に動かしたり、回転させたりして歓声を上げていた。

 同部部長の2年、諏訪卓実君(16)は「秋の全国高等学校ロボット競技大会に出場する。出来は結構いいので、後は操作の練習をして、本番で優勝できるように頑張る」と話していた。

 開場時間は9時~17時。月曜休館。入場無料。8月31日まで。デモンストレーションの日時は同センターのホームページで確認できる。

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