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ツエーゲン金沢、松本山雅FCに惜敗-観客席では熱い応援合戦

パスをするツエーゲン金沢のFW古部選手

パスをするツエーゲン金沢のFW古部選手

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 JFL(日本フットボールリーグ)所属の地元チーム「ツエーゲン金沢」は11月23日、県西部緑地公園陸上競技場(金沢市袋畠町)で松本山雅FC(長野県松本市)と対戦し、1-2で惜敗した。

約8800人の観客を前に、入場する両チームの選手

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 立ち上がりはツエーゲンのペースで、DF諸江選手らがしきりと相手ゴールを襲ったが、チャンスをものにできず、両チーム無得点で前半を折り返した。

 後半はミスが続出。13分、攻撃に向かおうとパスで回していたボールを奪われ先制された。さらに29分、GK大橋選手の蹴ったボールが相手FWの前に転がり、そのままドリブルで押し込まれて0-2に。

 ツエーゲンは同39分、FW古部選手のゴールでようやく1点を返したが、追いつくことはできなかった。

 「1万人チャレンジデー」と銘打ったこの日の入場者数は、同チームのホームゲームとして今季2番目に多い約8800人に上った。山雅のサポーターはこのうち約3000人で、緑色のユニホーム姿で「勝利目指して戦え山雅」と応援チャント(歌)を歌い、選手を鼓舞した。赤いユニホームを着たツエーゲンのサポーターや地元の観客たちも負けじと声をからしてエールを送り、応援合戦でも盛り上がった。

 上野展裕監督は「選手はよくやってくれた。しかし、体を張った山雅さんの守備が上回った」と相手チームをたたえ、昨シーズンまで山雅に所属していたMF本田選手は「これだけのお客さんが入ってくれたので勝ちたかった」と無念そうな表情を浮かべた。

 ツエーゲンは同日現在、勝ち点45(13勝11敗6引き分け)で、同リーグ18チーム中7位。

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