マクドナルド金沢新神田店（金沢市新神田4）と野々市店（野々市町）で10月21日、BCリーグ所属の地元野球チーム「石川ミリオンスターズ」のファン感謝祭が開かれ、招待客がグラウンドを離れた選手たちの素顔に触れた。

ファン感謝祭に参加した石川ミリオンスターズの6選手

　マクドナルドは同チームの公式スポンサーであることから、28日から11月中旬まで全国で期間限定販売する「KBQバーガー」（プルコギを挟んだバーガー）の先行試食会を兼ねて企画した。

　招待されたのは、15日の「BCリーグチャンピオンシップ第3戦」会場で応募した観客のうち、抽選で選ばれた20組約80人。このうち、10組約40人が集まった金沢新神田店には、南和彰投手と佐藤広樹投手、納谷嶺太捕手、戸田衛内野手、平田陸内野手、遠山雄大内野手の6人が訪れ、招待客と一緒に「KBQバーガー」を試食した。

　和気あいあいとした雰囲気の中、招待客は選手たちに子どものころの夢について質問。佐藤投手は「コックさんって、作文に書いていました」、納谷捕手は「空を飛ぶこと。今でも夢です」、遠山内野手は「ものを作りたいという一心で、大工さんになりたかった」とサービス精神たっぷりに答え、笑いを誘った。平田内野手は女児に囲まれモテモテ。南投手と戸田内野手もサインや記念撮影をせがまれ、笑顔で応じていた。

　同チームは16日、BCリーグチャンピオンシップ優勝を決めたばかり。22日からは四国アイランドリーグplusの覇者と独立リーグ日本一を懸けて
対戦する「グランドチャンピオンシップ2011」が始まった。招待客の金沢市馬場小学校4年、吉本翼君（10）は「日本一になってほしい」と活躍に期待を込めた。将来、プロ野球選手になりたいという同市西南部小学校4年、丸山陽生君（10）も「南選手が好きなので会えてうれしい。みんなで協力して頑張って」と、エールを送った。

　南選手は「ファンと触れ合えるいい機会になった。グランドチャンピオンシップでも頑張りたい」と力強く語る。