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九谷焼と山中塗の職人がコラボした高級ボードゲーム「リバーシ」発売

企画した竹内和座倶楽部店長

企画した竹内和座倶楽部店長

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 九谷焼の窯元(かまもと)「章山窯」(能美市)が運営するネットショップ「和座倶楽部(わざくらぶ)」は1月18日までに、九谷焼と山中塗の職人が共同で手掛けた高級ボードゲーム「リバーシ」を発売した。

表面は九谷焼、裏面は山中塗職人が手掛けた高級リバーシ

 リバーシは表面が黒、裏面が白の駒を使うボードゲーム。2人のプレーヤーが手持ちの駒で相手の駒を挟んで自分の色に変えていき、総数を競う。駒は通常プラスチック製だが、同倶楽部の竹内幸生店長が九谷焼での製作を思い立ち、職人とともに試行錯誤しながら仕上げた。

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 完成したコマは磁器製で、表面は黒地に九谷焼を代表する技法「青粒(あおちぶ)」と、鉄仙の花の上絵を施した。窯で焼成する際に底面となるため、釉薬(ゆうやく)を塗ることができない裏面は山中塗職人に依頼し、白地に表面と同じ鉄仙の花を金であしらった。ゲームが進むにつれ、黒色のボード上に花が1つ、2つと開いていく趣向だという。

 駒は直径3.2センチ、厚さ6ミリ。九谷焼の茶わんなどと同様、窯で4回焼く手間をかけてあり、手にするとずっしりと重みがある。ボードは36センチ四方で、高さ2.5センチ。価格は1セット14万7,000円。既に高級温泉旅館などから注文が寄せられているという。

 竹内店長は「ゲームの進み方によって駒の並び方が千変万化に変わる。プレーヤーがアーティストになって盤上に花を咲かせてもらいたい」と話す。

後援申請20141009