石川県の飲食チェーン「さぶろうべい」が3月19日、県内産ブロッコリーを使ったメニューの提供を期間限定で始めた。
ブロッコリーは白山市の農業法人「安井ファーム」(白山市七郎町)から仕入れる。2019年にブロッコリーで農林水産祭の内閣総理大臣賞を受賞し、公式SNSのフォロワー数は約30万人。
ブロッコリーは今年、農林水産省が消費量が多く国民生活に重要だと認める「指定野菜」に52年ぶりに追加された。同法人は、これを機に指定野菜全15品目の選び方や保存方法、レシピなどをまとめた書籍「お野菜ときめきトリセツ」を1月に出版した。
「さぶろうべい」は、指定野菜である白菜と鶏肉を鶏油(チーユ)で焼く「とり白菜鍋」を看板メニューにしている。同書の白菜のページで同店を紹介したことが縁となり、今回のコラボが実現した。
コラボ期間中は、「とり白菜鍋」(1人前=980円~)に300円でブロッコリー約2分の1を追加できる。一品料理として、「茹(ゆ)でブロッコリーのそのまんま マヨ添え」(350円)や「蒸し鶏とブロッコリーの高タンパクご褒美サラダ さぶドレッシング」(680円)も用意。本のレシピを参考にした「さぶろうべい秘伝タレの漬け揚げ さぶスパイス&ハーブ」(550円)は、とり白菜鍋と一緒に提供する特製タレでブロッコリーに下味を付けて揚げた。
メニュー開発に携わった「さぶろうべい」の山田信悟さんは「ブロッコリーを揚げると、もっちりとした食感が楽しめる。冬を越すことで最も糖分が高くなる越冬ブロッコリーの甘さやおいしさを、ダイレクトに届けられるメニュー作りを心がけた」と話す。
試食会に参加した安井ファーム広報担当の土田龍之介さんは「完成度の高いコラボメニューとなった。鍋や揚げ物など、ブロッコリーの新たな食べ方や可能性を多くの人に伝えたい」と話す。
「さぶろうべい」全5店舗で提供する。4月15日まで(収穫状況によって変更の可能性あり)。