
金沢のまちづくりを議論する「趣都フォーラム2025『金沢における次世代文化まちづくり』」が5月17日、金沢21世紀美術館(金沢市広坂1)シアター21で開かれる。
主催は金沢の文化を機軸としたまちづくりや提言を行っている認定NPO法人「趣都金澤」。近年、金沢はインバウンド(訪日客)が急増し、中心市街地への不動産投資が活発化するなど、人や街の変化が大きくなっていることから、地域の本質的な価値を大事にしたまちの在り方を考えようと企画した。
当日は、「まちのビジョン」「アート&デザイン」「関係人口・観光」の3テーマを設定し、各領域の専門家やオピニオンリーダーを集め、次世代に向けた金沢らしい「文化まちづくり」とは何かを議論してもらう。
同NPO理事長で浦建築研究所の社長・浦淳さんは「金沢は北陸新幹線の開通や金沢21世紀美術館の開館などで大勢の人が訪れるようになったが、最近では文化的に消費されているように感じる。50歳以下の文化人・経済人に登壇してもらうので、次世代の金沢についてどう議論が進むのか楽しみ」と話す。
開催時間は12時30分~18時10分。参加費は500円(趣都金澤会員は無料)。