2015年3月14日の北陸新幹線開業に向けて駅構内の改装工事が進む中、JR金沢駅に県内初の自動改札機が設置されたと話題になっている。
自動改札機が導入されるのは、JR金沢駅の新幹線改札口と在来線北陸本線の乗り換え口改札の2カ所。そのうち在来線への乗り換え口に自動改札機が設置されたと、駅利用者が写真付きでツイッターに投稿。ネットでは、「とうとう金沢にも自動改札が!」「え!?今まで自動改札じゃなかったの?」「駅員さんの手渡しはぬくもりが感じられたのに」などと反響を集めた。
金沢駅では、11月1日に「みどりの窓口」と「みどりの券売機」が新幹線改札側に移転するなど、新幹線開業に向けての準備が着々と進んでいる。駅併設の金沢百番街のファッションゾーン「Rinto」の拡張工事が急ピッチで行われているほか、7月にリニューアルオープンしたお土産・飲食店ゾーン「あんと」では「ICOCA」「PASMO」「Suica」などの交通系電子マネーの利用に対応した。
JR西日本金沢支社の担当者は「現時点で自動改札についての詳細はコメントできない」としている。在来線の北陸本線は、従来通り駅員による有人改札のままだという。