花見の時期に無料開放される特別名勝・兼六園(金沢市兼六町)の入園者が今年、257,800人に上り、1日あたり32,225人と過去5カ年平均の26,246人を大幅に上回ったことが、石川県公園緑地課の調べで分かった。
今年の兼六園のソメイヨシノは、昨年より4日遅い4月4日(金)に開花し、無料開放は4月6日(日)~13日(日)の8日間で行われた。入園者は、初日が54,000人で最も多く、次いで12日(土)の47,300人、9日(水)の40,600人の順だった。夜桜を楽しむ夜間の入園者は、12日(土)の16,000人が最多だった。
無料開放期間の入園者数が大きく増えたことについて、県公園緑地課は「今年は天気に比較的恵まれ、満開も長く続いたことで花見客の出足が伸びた」と分析。期間中、兼六園に隣接する金沢城公園の入園者数も、昨年の95,982人(10日間)を上回る105,165人を記録し、花見をしながら飲食ができる新丸広場「桜の園」に職場グループや家族連れの姿が目立った。
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