金沢酒造組合が共同ブランド立ち上げ-純米吟醸「ごぞう」

片町のバーラウンジ「エステート」で行われた試飲会の風景

片町のバーラウンジ「エステート」で行われた試飲会の風景

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 金沢酒造組合の5つの酒蔵が企画した共同ブランド清酒「金澤地わもん・五つの蔵酒 純米吟醸『ごぞう』」の発表と試飲会が3月24日、金沢の夜を代表する片町で行われた。

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 ネーミングの「ごぞう」は、単刀直入に「五蔵」から命名。金沢で作られた「米」と金沢で生まれた「酵母」を共通に使い、各酒蔵が自社の仕込み技術を生かしながら、それぞれ個性的な純米吟醸酒に仕立て商品化した。

 商品には、「金澤や、つるまういずみにふくさかえる」という縁起のよいメッセージが添えられている。これは参加する酒造組合5社の、やちや酒造=「加賀鶴」、久世酒造店=「長生舞」、竹内酒造店=「御所泉」、福光屋=「福正宗」、中村酒造=「日榮」の各銘柄からそれぞれ選んだ一文字の「鶴」「舞」「泉」「福」「榮」を組み合わせて「詠んだ」もの。

 デザインには、加賀友禅にも用いられる加賀五彩の色彩「黄土」「緑」「藍」「紫」「紅」を使い、5つの酒蔵別にラベルとして採用し、さらに各酒蔵の銘柄一文字をあしらった。口封にはメッセージも記載。

 発表会では「ごぞう」5種類のしぼりたての試飲会のほか、日本酒の利き当てクイズや金沢芸妓の笛の演奏なども催された。

 観光客や来訪者、県外へのギフトをターゲットに、県内で限定販売する。価格は、720ミリリットル=各1,890円、180ミリリットル=各525円。発売予定日は「金沢百万石まつり」開催日初日の6月6日。

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