福光屋、濃熟タイプの長期熟成純米酒「百々登勢(ももとせ)」を発売

熟成期間ごとにお酒の色が美しく変化する「百々登勢」のライナップ

熟成期間ごとにお酒の色が美しく変化する「百々登勢」のライナップ

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 創業382年の歴史を持つ蔵元「福光屋」(金沢市石引2、TEL 076-223-1161)は10月27日、長期熟成純米酒「百々登勢(ももとせ)」ブランドをリニューアルし、長期熟成酒ファンやワイン愛好家、希少価値を求める人に向けた6種類を数量限定で発売した。

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 日本酒の長期熟成酒には、低温帯での恒温による熟成「淡熟」と、四季の気温の変化に従って熟成させる「濃熟」がある。「百々登勢」は熟成度合により「香り」「色」「味わい」が大きく変化する濃熟タイプで、ワインで例えるとフルボディーのような特徴をもつ。同時に発売された「モモトセスイート」はさらに「貴醸酒仕立て」を特徴としており、甘くフルーティーな味わいが特徴だという。

 福光屋によると「当社では昭和30年代より長期熟成に取り組んでおり、中には40年を超える熟成品もある。今回の『百々登勢』ブランドのリニューアルは、日本の他の酒造メーカーがほとんど手がけていなかったころから、いち早く日本酒の長期熟成に取り組んできたパイオニアとしての位置を市場で明確にするもの」と位置づける。

 デザインは、「百々登勢」の命名者であり、1994年の発売以来採用してきた詩人・高橋睦郎さんの個性的な書体をラベルに配置。熟成期間を伝統色により表現している。熟成による色の変化が美しく映える凹凸のあるボトル、フロスト加工ボトル、スイートな味わいをイメージさせる丸みを帯びたボトルの3種を採用し、それぞれコルク口(くち)とした。

 価格は、「百々登勢 五年」(720ミリリットル、限定1,000本)=5,250円、「同」(300ミリリットル、限定3,000本)=2,100円、「同 十年」(720ミリリットル、限定500本)=10,500円、「同」(300ミリリットル、限定1,000本)=4,200円、「同 二十年」(720ミリリットル、限定500本)=21,000円、「同」(300ミリリットル、限定800本)=8,400円、「同 三十年」(720ミリリットル、限定500本)=31,500円、「同」(300ミリリットル、限定800本)=12,600円、「モモトセスイート 十年」(350ミリリットル、限定500本)=5,250円、「同 三十年」(350ミリリットル、限定500本)=15,750円。

福光屋「百々登勢(ももとせ)」特設サイト

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