金沢の片町交差点そばに6月27日、串揚げ料理でワインを楽しむ居酒屋「ヴァン・ゴ・パン」（金沢市片町、TEL 076-263-0393）がオープンした。

カウンターの奥にはアルコールがずらりと並ぶ

　もともと和風居酒屋だった店舗を業態転換した同店は、レンガの壁の外観で洋風にリニューアルした。店名の「ヴァン・ゴ・パン」は、「ヴァン（vin）＝ワイン」と「パン＝パン粉」を「ばんごはん」の音感にゴロよく組み合わせたもの。店舗面積は16坪で、カウンター7席を含む36席を設ける。

　「若い世代の人に気軽に来店してもらいたい思い、リーズナブルな価格設定とした」と話すのは店主の中川浩司さん。20～40代をターゲットに、客単価は約3,500円を見込む。

　看板メニューは、旬の食材を使った串揚げ料理。レギュラー串20種類（80円～）のほか、日替わりのおすすめ串も用意する。昆布とカツオで取ったダシを使った自家製ソースが自慢。そのほか、市場直送の魚のカルパッチョ（980円）、甘エビと木の子のアヒージョ（780円）、能登産若鶏の香草パン粉焼き（780円）、生ハムと黒コショウのお茶漬け（460円）など、一品料理も豊富にそろう。

　ワインはグラスで常時7種類を500円程度、15種のボトルも3,000円前後で提供する。「グラスでもボトルでも、いろいろ飲み比べてみてほしい」と中川さん。「串揚げは野菜が中心で、おなかにもたれないようにした。串を片手に若い人たちにも気軽にワインを楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は18時～翌1時（金曜・土曜は翌2時まで）。日曜定休。