金沢・柿木畠のすし店やおでん店、中華料理店など飲食店13店舗が自慢のカレーを販売する「金沢下町カレー博in柿木畠」が10月3日、柿木畠ポケットパーク(金沢市広坂1)で開催された。
1日から香林坊、片町、竪町、柿木畠、広坂の5つの中心商店街を会場に始まった「カナザワ5タウンズフェスタ2010」の一環。地元の若手経営者らが、飲食店が多い商店街の特色を市民らにPRしようと、今年初めて企画した。
販売されたのは各店の一押しメニューや、普段は表に出ない従業員向けの賄い飯。マツタケとキノコをぜいたくに使ったすし店の限定カレー、昆布とカツオだしで味に深みを出し、つくだ煮をトッピングした居酒店の和風カレー、煮込んだ牛すじを入れたおでん店のまかない飯、タイ料理の「トムヤムクン」と中華料理用のカレー粉を加えた中華料理店の激辛カレーなど。
それぞれ小ぶりの皿に入れて4食セット1,000円で売り出したが、11時30分の開会直後から各店のテントの前に行列ができた。甘口のものもあれば、スパイスを効かせた本格的なものもあり、来場者は各店の味を食べ比べていた。
同フェスタではこのほか、県中央公園で地元の20店舗が人気商品を並べる「香林坊まつり金沢スイーツフェア2010」(9日・10日)、香林坊アトリオ広場で「ストリート・ダンス・コンテストvol.12」(X日)が行われる。フェスタは今月11日まで。