一般社団法人LOVE FOR NIPPON(本社:東京都渋谷区、代表:CANDLE JUNE)は、2025年11月1日(土)・2日(日) に石川県能登町の内浦総合運動公園他で「LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2025」を開催します。津波被害を受けた会場を地元の方とボランティアが協力して復旧し、能登復興支援から誕生した新スポーツ「FC11」の第一回大会を実施。「悲しみから喜びへ」をテーマに、支援活動から復興アクションへと進化した取り組みを全国に発信します。

2011年3月11日東日本大震災を受け発足した一般社団法人 LOVE FOR NIPPON (代表:CANDLE JUNE、所在地:東京都渋谷区、以下:LFN)は、「できることは全部やる」を掲げ、様々な支援者と現地を繋ぎ、お互いが笑顔になってもらうための活動をおこなってきました。
2024年1月、能登半島沖地震発災の翌日より現地へ入り、炊き出しや物資提供、泥かきなどの支援活動を実施。現在も月命日である毎月1日を中心に仮設住宅などでライブやキャンドルナイトのイベントを開催して、現地の方との交流を続けています。
風化速度が速い能登の現状を知ってもらうことを主眼に、今年も6月末に能登復興イベント「LOVEL FOR NOTO Song of the Earth 2025」を代々木公園で開催しました。そして11月には能登町で開催します。
現地へ想いを寄せるアーティストによるライブや、支援団体とのトーク、能登物産マーケット、ワークショップを展開、夕暮れにはイベント参加者の能登への想いを記載したキャンドルを灯すキャンドルナイトも実施します。地元の方と来場者がつながる場を設けつつ、復興支援の新しい形として現地発祥のスポーツ「FC11」を誕生させ、継続が難しい被災地支援に持続可能な復興支援の新しい形を提案します。
日時: 2025年11月1日(土)10:00-19:00
会場: 内浦総合運動公園(石川県鳳珠郡能登町字布浦拓20-4)
入場: 無料(雨天決行、荒天中止)
主催: 一般社団法人 LOVE FOR NIPPON
共催: SpaceBall LLC
後援: 能登町
協賛: T.T.C株式会社 / キーン・ジャパン合同会社 / クローム・インダストリーズジャパン合同会社 /
株式会社 Jackery Japan / 秀ちゃんラーメン
公式サイト:
https://songoftheearth.info/love-for-noto-2025-noto/
会場となる内浦総合運動公園は津波被害により瓦礫やごみが散乱していました。関係支援団体のサポートを得ながら会場に思い入れのある地元住民の皆さんともに清掃・復旧作業を実施。会場整備はもちろんのこと、そこで生まれる人と人との「つながり」を大切に日々準備を進めています。このイベントが施設再利用のきっかけとなりつつ、またイベント後も地元の力で会場を再生する持続可能な取り組みの一助になればと考えています。

このような過程もイベントの一環として配信します。
今回の注目ポイントは、能登復興支援から誕生した新スポーツ「FC11(FULL COURT11・エフシーイレブン)」の第一回大会開催です。人口減少地域でも実現可能な革新的な個人戦サッカーとして開発され、「全員が敵」という新しい競技形式により1人でも参加可能なスポーツです。
FC11は11分間の試合時間で11点先取を目指し、3~4名が参加する個人戦。フットサルコートサイズで実施でき、少子化が進む地域でも継続可能なスポーツとして設計されています。

来年には各地で予選会を開催し、能登で全国大会を実施予定。能登を新スポーツの聖地として確立し、全国的な人口流入の新たな糸口とすることを目指しています。
DAY1(11月1日)は、LOVE FOR NIPPONがこれまでの被災地で出会った各地域の物産や能登の特産品を販売するマーケット、支援団体の活動報告ブース、ワークショップエリアを展開。能登町商工会の協力による能登物産展も実施し、「食べること・買うこと・楽しむこと」で能登とつながる機会を提供します。
FC11初回大会に加え、プレイヤー全員が敵であるストリートバスケットボールFC21、アーティスト達による音楽ライブも終日開催。活動に共感するLOVE FOR NOTOなアーティストが出演します。夕暮れからは来場者の想いを添えたキャンドルに火を灯すキャンドルナイトで来場者の願いをひとつに。
さらに、新潟中越地震の活動でご縁のあった三条凧協会の協力による凧揚げ、少人数で年齢を問わず参加できるピックルボール体験など、多世代が楽しめるコンテンツを用意しています。

能登に通いその風景や人々の想いを歌い続けるピアノ弾き語りシンガソングライターの青谷明日香、ソロの音楽活動とユニット「天々高々」で邁進中のアフロ、日本語・英語・フランス語とシームレスな言葉選びと美しい歌の世界観を持つソウルポップアーティストのEminata、タヒチアンダンスとフラのコラボManaora&Ao akua、福島県二本松市出身シンガーソングライター山岡トモタケが出演決定。

DAY2(11月2日)は、LOVE FOR NIPPONが年間を通して日本各地で開催している「SOTEシンポジウム」を能登で実施。企業・学生・ボランティアなど様々な立場の人が一堂に会し復興から新しい町づくりを語り合い、具体的なアクションについて話します。

当イベントは能登町の後援が決定。
また支援からの繋がりで能登町はじめ奥能登各地から出展があり、かつての被災地域からの参加も予定しています。フジロックフェスティバルから苗場食堂も参加予定。

制作協力には一般社団法人OPEN JAPAN、災害NGO結、リユースエイドテック、能登町定住促進協議会、一般社団法人HERO’s Labo、三条凧協会など、多岐にわたる団体が参画しています。
J-WAVEの被災地支援プロジェクト「HEART TO HEART」では、2024年よりCANDLE JUNEがナビゲーターを務め、福島や能登を中心とした支援活動の詳細や現地の今を継続的に発信。本イベントの告知および当日の様子も取材予定です。
自然災害は日本各地で起こる得るものであり、今も支援団体は各地で支援活動を行っています。被災地支援とはなんだろうか。やりすぎてもいけない、たりなくてもいけない。まだ災害にあっていない地域の人がリアルを知ることで備えることに関心を持ち、当たり前と思っていた風習やシステムを問う。これから起こる日本各地の社会問題を先取りしている能登で、新たな地域コミュニティのあり方を形成していきたいと願っています。

2026年6月末には東京代々木公園での「LOVE FOR NOTO Song of the Earth 2026」開催も決定。一人でも多くの方に能登のリアルを感じて伝えてもらうために。東京、能登それぞれの会場で震災と豪雨災害からの復興過程と能登の今を紹介していきます。

2011年東日本大震災を受け発足した支援団体。毎月11日には福島県内各地でイベントを開催し、その集大成として毎年3月11日にはヴィレッジにて復興支援イベント「SONG OF THE EARTH 311 FUKUSHIMA 」を開催。
震災から10年目を機に環境省とともにシンポジウムをスタートし、日本各地にて開催中。また、震災を知らない世代に向けての「311学習」を福島の学校などで開催。
能登半島沖地震では被災翌日から現地へ入り能登町をベースに炊き出しや物資提供などの支援を継続。1年半以上が経過した今も月命日の1日には奥能登各地でキャンドルナイトを実施し支援を続けている。今年6月には代々木公園、11月には能登町で復興支援イベント「LOVE FOR NOTO Song of the Earth 」を開催。