プレスリリース

KAKERA、ハイアット セントリック 金沢・ハイアット ハウス 金沢とコラボレーション能登震災で破損した陶磁器片を再生し、5周年記念オブジェ“KAKERA 5”を制作

リリース発行企業:株式会社CACL

情報提供:

石川県能美市を拠点に、陶磁器片などのマテリアルを用いた新たなプロダクトブランド「KAKERA」を展開する株式会社CACL(代表:奥山純一、以下CACL)は、2025年8月に開業5周年を迎えた「ハイアット セントリック 金沢」および「ハイアット ハウス 金沢」(総支配人:松本 和浩、石川県金沢市、以下ハイアット金沢)とのコラボレーションの一環として新たなアートピース“KAKERA 5”を制作いたしました。


Photo: MARC AND PORTER (ハイアット セントリック 金沢 提供)


Photo: MARC AND PORTER (ハイアット セントリック 金沢 提供)


新たなアートは、ハイアット セントリック 金沢 3階ロビーでご覧いただけます。

5周年記念オブジェ“KAKERA 5”について
サイズ: 幅38cm × 高さ 50cm × 奥行 14cm(台座除く)
マテリアル : 陶磁器、ガラスビーズメディウム、金箔、アルミニウム粉、漆、和紙
デザイン・制作: KAKERA(株式会社CACL)
展示場所: ハイアット セントリック 金沢 3階 ロビー

今回のオブジェには、2024年の能登半島地震で破損した九谷焼や、製造工程で規格外となった白磁など、さまざまな背景を持つ陶磁器片を使用しています。色や模様、形もそれぞれ異なる“カケラ”たちを組み合わせ、立体作品として「5」の文字をかたどりました。
本来であれば使われることのなかったものや、壊れてしまったものにも、新たな文脈の中では意味が生まれ、役割を果たすことができる。そして“カケラ”になったからこそ、無限の表現が可能になる。そんな思いを込めて、ひとつひとつのピースが活かされるよう設計しました。




また、ハイアット金沢の空間に取り入れられている「九谷五彩」など、石川の伝統的な美意識にも呼応するようパーツを選び、ホテルの世界観と調和しながらも、存在感を放つ特別な一点を目指しました。

コラボレーションの背景
CACLとハイアット金沢のご縁は、2024年の能登半島地震後に実施したクラウドファンディング「【能登半島地震 第一歩】職人の仕事創出 輪島塗×九谷焼の協業と仕事場再建にむけて」へのご支援を、ハイアット金沢からいただいたことに始まります。そのリターン企画として、クラウドファンディングと連動した特別イベントや、陶片を使ったワークショップなど、さまざまな形で協働を重ねてきました。また、松本総支配人をはじめとするホテルの皆さまが工房を訪れ、“カケラ拾い”のボランティアに参加してくださるなど、関係性を深めていきました。




こうしたご縁の積み重ねのなかで、今回、開業5周年という節目を迎えるにあたり、記念オブジェの制作をご依頼いただく運びとなりました。作品には、当時拾い集めた“カケラ”の一部も使用しています。

KAKERAについて
誰かが決めた規格の外に存在するもの。なんらかの理由で使えなくなり、捨てられてしまったもの。でも、それは同時に、なにかを生み出すためのピースであり、自然と生まれた、無作為の輪郭であり、これまで知らなかったモノの見方に出会うためのきっかけでもある。わたしたちは、そんな世に取り残されたあらゆる“かけら”を使って、さまざまなプロダクト / マテリアルを生み出すブランドです。




KAKERA協業実績
石川県発の陶磁器片ブランド「KAKERA」がパルファム ジバンシイとの取り組みを発表 -震災で生まれた陶片でできたプレートとフレグランスの限定パッケージ(2025年7月3日)
https://cacl.jp/topics/0703pr2/

「KAKERA」公式サイト: https://cacl.jp/kakera/
「KAKERA」公式Instagram:https://www.instagram.com/k_a_k_e_r_a/

本件に関するお問い合わせ
株式会社CACL(カクル)
CACLは、社会課題と地域資源を掛け合わせ、持続可能な仕事と価値を生み出す会社です。

所在地:〒923-1245 石川県能美市辰口町リ56番地
代表者:奥山 純一
公式サイト:https://cacl.jp/

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