パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)は5月19日(月)、本部で能登農業協同組合(JAのと、本部:石川県穴水町)から藤田繁信・代表理事組合長の来訪を受け、感謝状を受け取りました。能登半島地震と豪雨の被害に対しパルシステムグループは、利用者から寄せられた募金の贈呈や職員派遣などを通じ復旧・復興を支援しています。
「喜び分かち合う日楽しみ」
贈呈式は、JAのとの藤田組合長とパルシステム連合会大信理事長のほか、会員生協理事長など関係者20人が出席しました。
感謝状を手渡した藤田組合長は「多くの支援に『単なる取引先』ではない関係を感じ、感謝しています。復興までの道のりは見通せません。このつながりが将来に続き、みなさんと喜びを分かち合える時が来る日を楽しみにしています」と語りました。
これを受け大信理事長は「復興への道が定まらないなかで奮闘するJAのとの生産者の姿を目の当たりにしてきました。今後も産地の現状を伝え、組合員や職員の交流や産品の利用などを通じて地域に貢献していきたいと考えています」と話しました。
感謝状を手渡す藤田組合長(左)と大信理事長
2024年は延べ173人日で支援
能登半島地震と豪雨においてパルシステムグループでは、寄せられた募金の活用や職員の派遣などを通じ、被災地を支援しています。2024年は「能登半島地震緊急支援募金」として2.6億円を被災した産地やメーカーへの寄付金、支援活動団体への支援金、被災者への義援金として活用しました。
職員による支援は、JAのとの圃場整備の手伝いや、損壊を受けた家屋からの家財の搬出などを実施し、2024年は延べ173人日を派遣しました。2025年はJAのとの稲作再生を目的に、延べ43人が訪問する予定です。
春を迎え4月からJAのとの支援活動を再開
パルシステムグループの主な支援活動は次の通りです。
能登の稲作再生へ43人を派遣 草刈りや田植えなど 4月から10月まで(2025年4月21日)
能登半島地震緊急支援募金で中間報告 豪雨で被災者も支援者も疲弊(2024年11月21日)
能登地震から100日 パルシステムグループからのべ173人日を派遣(2024年4月9日)
能登半島地震緊急支援募金 贈呈式を実施(2024年3月6日)
能登半島地震緊急支援募金 17万人超から約2億6千万円(2024年2月26日)
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
2025年は国際協同組合年です