口に運ぶとフワリととろける台湾生まれのデザート「雪花冰(しぇーほぁぴん)」を楽しめる「雪花の郷(しぇーほぁのさと)金沢店」(金沢市片町1、TEL 076-262-5750)が6月30日、オープンした。同店の出店は北陸初。
「雪花冰」は、専用のシェーバーで氷を細かい繊維状に削ったもので、かき氷とアイスクリームの中間のような軽い食感とほんのり甘いミルク味が特徴。同店では現在、トッピングなしの「雪花の郷」(400円)のほかにトッピング付きの12種類を提供している。
オーナーの橋本さんによると、一番人気はマンゴーの果実とデザートソースがトッピングされた「金銀財宝」(600円)で、ほかには黒ゴマペーストと丹後黒豆きな粉、巨峰が付いた「おでかけ☆ライダー」(600円)、ハワイの天然岩塩をふりかけた「ルビーの恋人」(500円)がおすすめだという。
同店では、今秋より台湾直輸入の烏龍茶やフラワーティーの提供を開始するほか、店内に設置した屋台で仕上げる紫イモと白あん入りのまんじゅうの販売も計画している。
今後、石川県、富山県に店舗を増やしていく予定で、橋本さんは「氷の状態や温度、削り方などによって味わいに差が出てくるデリケートなデザートで、作り立てがおすすすめ。食べた人しか分からない独特の食感を、北陸の皆さんに一人残らずぜひ味わってほしい」と話している。
テーブル席20席。営業時間は11時~19時(夏期延長あり)。水曜不定休。