金沢に博多の味を再現した鶏料理店-串を打たずに焼く薩摩地鶏人気に

ぢどり屋の「もも炎焼き」

ぢどり屋の「もも炎焼き」

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 厳選した薩摩地鶏に串を打たずステーキのように焼き上げる鶏料理店「ぢどり屋 諸江店」(金沢市諸江、TEL 076-222-1220)が10月28日、オープンした。

「ぢどり屋」諸江店の外観

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 1975(昭和50)年創業で、博多・中洲の味を提供する「ぢどり屋」は全国に30店を展開する人気店。石川県内では4店目となる。鹿児島からマイナス20度で直送した新鮮な薩摩地鶏を高温で炙り表面を香ばしく焼き上げ、フランス産の岩塩で味を付ける。素材の質と鮮度の高さから、レアな状態で鶏本来のうま味を味わえる。

 同店の「一番人気」は、卓上七輪で1分ほどレアに焼き上げる「もも鉄板焼き」(1,000円)。「もも炎焼き」(1,000円)は厨房の炭火で炎を立て一気に炙り焼くため、香ばしい仕上がりになる。鮮度を生かした「ももたたき」(1,000円)にはレモンとポン酢が添えられ、さっぱりとした味わいが特徴。軽く湯に通した後、氷水に浸した鶏肉を薄くスライスした「もも湯引き」(1,000円)や、鶏胸肉を使った「刺身」(680円)は「ローカロリーでヘルシー志向の女性客にも人気」(同店)だという。

 揚げ物メニューでは、子どもから大人まで幅広い年代の口に合うよう味付けされた、秘伝の甘口たれを絡めた「手羽先の空揚げ」(2本入り、380円)が一番人気。「軟骨の空揚げ」(500円)や「せせりの空揚げ」(500円)などの定番メニューもラインアップする。

 店長の小堀拓洋さんが「食事の締めにぜひとも食べてほしい」と話すのは、2時間以上かけ鶏もも肉のガラから取ったうま味豊富なスープを使用した「鶏だし雑炊」(580円)や「絶品鶏釜飯」(2人前、780円)。

 アルコールは、芋・麦・米・シソ・黒糖など焼酎(グラス500円~)を豊富にそろえる。そのほか、生ビールやサワー、ワインのほか、地酒「加能山河」(1合、500円)や「加賀鳶極寒純米」(300ミリリットル、950円)なども並ぶ。

 住宅地に立地する同店はファミリー層をターゲットに据え、宴会客にも対応する。小堀さんは「一度食べると、きっと鶏肉の概念が変わるはず。鶏の本来のおいしさを実感してほしい」と来店を呼びかける。客単価は3,000円~5,000円。

 席数は50席。営業時間は17時~翌2時。

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