金沢在住の色鉛筆画家ミツル・カメリアーノさんの絵画展が、白山の獅子吼(ししく)パーク内の「もく遊りん」(白山市八幡町)で開催されている。
会場を飾るのは、みつろうクレヨン画や色鉛筆画など約100点。今回は「音楽」をテーマに、楽器を演奏する人や楽器そのものをモチーフにした作品を数多く展示している。
8月15日には、北海道を拠点にして全国で活躍するアフリカン・パーカッション・ユニット「N’DANA(ンダナ)」をゲストに迎え、カメリアーノさんがその場でライブの様子を描く「実況活写画」のパフォーマンスが行われた。
屋外会場に集まったのは約60人。カメリアーノさんが画用紙の上に鮮やかな色を塗り重ね、N'DANAの生き生きとした姿と力強い音楽をリアルタイムに再現していくと、会場から大きな拍手がわき起こった。
カメリアーノさんは「人類はなぜ絵を描くのか、なぜ歌うのか、なぜ踊るのか、なぜ太鼓をたたくのか。ぜひ夏の自由研究のテーマとして考えてみてほしい」と話す。
開催時間は11時~16時。会期中無休。カメリアーノさんは会期中の午後在廊の予定。今月23日まで。