金沢駅前「金沢フォーラス」に3月16日、抹茶&日本茶カフェ「nana’s green tea(ナナズ・グリーンティー)」(金沢市堀川新町3、TEL 076-265-8188)がオープンした。北陸初出店で、席数は48席。
関東圏で人気を集めている同店は、抹茶や緑茶を商品の核としながらもいわゆる「和風」でなく現代人の目線に合わせたメニュー開発や空間デザインを行っている。
「和」のドリンク、スイーツ、フードのメニューは、昔ながらの製法で調理する。京都・宇治産を中心にオリジナルブレンドした茶葉はうま味を最大限に引き出すためティーパック加工を行い、抹茶はすべて京都で同店のレシピにより製造している。
ドリンクメニューは、抹茶ベースの「抹茶ラテ」(450円)、「抹茶黒蜜ラテ」(550円)や、小豆ベースの「あずきラテ」(450円)、「あずき白玉ラテ」(550円)などのほか、「水出し宇治煎茶」「かりが音茶(茎茶)」(以上350円)などを用意。日本各地の厳選素材を使った手作りスイーツには、「抹茶白玉フローズン」や神津島産天草寒天を使った「抹茶クリームあんみつ」(以上600円)、「黒ゴマクリームあんみつ」(630円)など豊富なメニューをそろえる。「テークアウトもできるので、気軽に味わってほしい」と同店スタッフ。
そのほか、紀州勝浦の天然マグロを使った「マグロどんぶりセット」(950円)、「釜あげしらすどんぶりセット」(850円)などの丼物4種のほか、金沢店限定で讃岐うどんとドリンクのセットを提供する。「温泉卵たぬきうどんセット」「キツネ九条ねぎうどんセット」(以上1,000円)、「焼きナスやまかけうどんセット」(1,150円)など12種とドリンク8種を好みで選び組み合わせることができる。
同店スタッフは「朝にスターバックスなどでコーヒーを飲むように、『朝抹茶』の文化を広めたい。金沢には茶や和菓子の文化が根付いているので、若い人にも気軽に楽しんでもらいたい」と話す。
営業時間は10~21時。