金沢で「世界のあったか料理」講座-ブラジルのもてなし料理を紹介

ブラジル料理「コーヒーチキン」

ブラジル料理「コーヒーチキン」

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 金沢国際交流財団(金沢市本町1)は2月5日、「冬にぴったりのあたたまる料理」をテーマに各国の料理を紹介する全4回シリーズの第2弾として、「世界のあったか料理・ブラジル編」を中央公民館長町館(金沢市長町2)で開催した。金沢市国際交流員の矢吹鈴木・メリッサさんが講師を務め、20人の参加者がブラジルスタイルのもてなし料理を学んだ。

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 ブラジルのパーティーなどで作られるもてなし料理としてメリッサさんが紹介したメニューは、「CALDO VERDE(グリーンスープ)」「Frango no Cafe(コーヒーチキン)」「Arroz Brasileiro(油いためご飯)」「Pe de Moleque(ピーナツ菓子)」の4品。日本語能力試験1級を持つメリッサさんが、日本では珍しいブラジルの食材を流ちょうな日本語で紹介しながら、その調理方法を説明した。参加者は「コーヒーを使う煮込み方法や、盛り付け方など日本と違って興味深い」などと感想を口にしていた。

 「CALDO VERDE」には、日本のキャベツにも似たブラジル野菜「コウヴェ・マンテイガ」を使うのが特徴で、スープや炒め物によく使われる。色は濃いが味にクセはなくスープの色を鮮やかに彩った。「最近は日本でもブラジル食材店で手に入るようになった」とメリッサさん。スープのコクを出すソーセージには、ブラジルでポピュラーな「カラブレーサ」のスモークタイプを使用した。

 「Frango no Cafe」は、ライムやニンニクに漬け込んだチキンをコーヒー・赤ワイン・酢で煮込むメーン料理で、生クリームを加えた濃厚な仕上がり。油いためご飯と棒状のポテトフライ「バタタ・パリャ」とともに盛り合わせる。参加者は「混ぜて食べると異なる食感を楽しめて面白い」と異なる食文化に関心を示す。デザートとして調理した「Pe de Moleque」は、コンデンスミルクや牛乳・砂糖・ピーナツを混ぜ固めた栄養価の高いピーナツ菓子。

 メリッサさんは、サンパウロ出身で2006年に国際交流員として金沢市に赴任し今春3月で任期を終える。金沢の印象について、「ゆとりと文化のある街。魚がおいしく日本食ではすしと納豆が好きになった。金沢弁だけがマスターできなかったのは残念」と話す。食文化については、「ブラジルではコーヒーは生活に欠かせない文化、消化を助けるため食後に必ず飲む。食事のスタイルは一般的な家庭でもスープとパンで始め、メーン料理にライスを添え、デザートとコーヒーで締めくくるのがブラジル流」と紹介した。

 同講座のシリーズは今後、ベルギー編(今月19日)、アメリカ編(3月5日)を予定する。

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