金沢市のモロッコ料理店が12月16日から、ワールドカップ2022で同国チームのベスト4進出を記念して、伝統料理「クスクス」を楽しむランチイベントを開催する。
モロッコ料理店「旅する料理」(金沢市大野町)が開催する同イベント。ベスト4進出をきっかけにモロッコに関心を持った人に同国を身近に感じてもらおうと、伝統料理「クスクス」やモロッコ人が好むという「ミントティー」などを提供する。
「クスクス」は、モロッコ発祥でセモリナ粉が原料の世界最小とされるパスタ。蒸した上にスパイスで煮込んだシチューをかけて食べる。古代から交易の要所であったモロッコの代表料理で、地中海・アフリカ・イスラムの食文化が凝縮しているという。
店主の田尻典子さんは、旅行で訪ねたモロッコで食事のおいしさに感銘を受け、同国の港町・エッサウィラで料理の技術を習得。2022年1月、金沢に店を構えた。普段は、ランチ、ディナー共に8,000円のコースメニューを提供。首都圏や関西圏からの来客も多いという。
開催時間は11時30分~14時。メニューは、ヨーグルトドリンクとクスクス、プチデザート、モロッカンミントティーで、料金は2,500円。18日まで。要予約。予約はインスタグラムのダイレクトメッセージで受け付ける。