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「国際ガラス展・金沢2022」 ガラス造形を新たな感性で表現した53点展示

大賞に選ばれた金沢卯辰山工房の田中里姫さんの作品「切々、憧憬(セツセツ ショウケイ)」

大賞に選ばれた金沢卯辰山工房の田中里姫さんの作品「切々、憧憬(セツセツ ショウケイ)」

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 「国際ガラス展・金沢2022」が現在、しいのき迎賓館(金沢市広坂)で開催されている。

金賞を受賞した磯谷晴弘さんの作品

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 ガラスを通した産業の発展やデザインの振興を目的に1984(昭和59)年から国際公募展として3年に1度開催されている。今年は37カ国と地域から315点の応募があり、審査を経て選ばれた53点の作品を展示する。

 「世界のガラスシーンを展望する」をコンセプトに、今回大賞に選ばれたのは石川県在住の田中里姫さんの作品「切々、憧憬(セツセツ ショウケイ)」。秋田公立美術大学を卒業後、秋田市新屋ガラス工房勤務を経て金沢卯辰山工芸工房に入所した。代表技法の吹きガラスに真正面から取り組み、素材本来の特性を生かした点が高く評価された。

 金賞には、薬包紙をモチーフとし独特の幸福感と造形美を醸し出した中国出身のジアン・グイメイさんの作品「癒しの間(イヤシノアイダ)」、「泉」をテーマに取り組む岡山県出身の磯谷晴弘さんの作品「泉 185469(イズミ)」が選ばれた。

 コロナ禍で海外審査員3人はビデオ会議で参加した。講評として「若手の作家がガラス造形の原点に戻りつつも、新たな感性を表現した」「ベテラン作家も独自の技法や表現を一層深めた」「実験的な作品も多く、写真と組み合わせや植物を挟み込んだ作品など新たな挑戦も見られた」など。

 開場時間は10時~18時(最終日は17時まで)。10月25日まで。巡回展として11月12日~来年2月12日、「石川県能登島ガラス美術館」(七尾市)で「国際ガラス展・金沢2022 in 能登島」を予定する。

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