金沢にロック感覚のカフェ&バー-そば粉のクレープ「ガレット」メーンに

金沢フォーラスの「ガレット&バー・C.C.」

金沢フォーラスの「ガレット&バー・C.C.」

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 そば粉のクレープ「ガレット」とデリを楽しめるカフェ&バー「DELI CAFE&BAR C.C.(シーシー)」(金沢市堀川新町、TEL 076-265-3602)が10月10日、金沢フォーラスにオープンした。

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 金沢駅前の人気ビル最上階にある店内は、ロックテイストのデザインで専用のオープンテラスも設けた。ランチタイムには種類豊富なデリや、とろけるクレープで有名な「MONI&TOY'S」のレシピも楽しめるカフェとして運営。夜は、街の夜景を眺めながらガレットとともにアルコールを楽しめるカジュアル感覚のバーとして営業を行う。

 県内を中心に宅配パンや外食事業を展開する「フーズパーク」(示野町西)が、有名な「ハードロックカフェ」のように遊び心のあるバーを作りたいと手がけた店内デザインは赤と黒を基調にし、80年代ロック「ガンズ&ローゼズ」や「エアロスミス」などの音楽を流す。店舗面積は78坪で、席数は店内48席、テラス12席。

 ガレットをテーマに今回の店舗を企画するにあたり、和・洋の世界で調理の経験を積んできた店長の北山善章さんは、東京の専門店を数多く食べ歩いて研究。金沢人になじみやすいメニューを考えたという。

 ガレットは、そば粉を使った生地にハムやチーズなどの具材を包む食事用のクレープで、フランス・ブルターニュ地方の田舎料理。同店では、ピザのように楽しむカジュアルなガレットのスタイルを提案しているが、そば粉は滋賀県の契約先からひきたてのものを取り寄せている。

 メニューは、「プレーン」(500円)、「チーズ」(580円)、「ハム&目玉焼き」(680円)、「メルト(モッツァレラ&パルメザンチーズ)」(1,380円)のスタンダードなものから、「和風めんたいもち」(1,360円)、「照り焼きチキン」(1,360円)などのオリジナルや、2~3人で取り分けるスタイルの「タコス」(1,380円)や「シーザーサラダ」(1,360円)など、変り種を含めた28種類をそろえる。ランチタイムには20種類のデリを提供し、それらをタパス感覚で選んで「プレーン」に包んで食べるなど、自分流ガレットを作ることもできる。

 ドリンクでは、「スターバックスコーヒー」のリキュールや、フォーションティーを使ったカクテル(共に800円)など、アルコールが苦手な人でも気軽に楽しめるメニューをそろえる。今後は「モエ・シャンドン」と協力しながら、シャンパンとガレットの組み合わせも提案する予定で、幅広い世代の集客を視野に入れている。

 営業時間は11時~24時。

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