菓子パンからハード系までさまざまなパンをそろえる「こむぎ日和」(金沢市大額、TEL 076-296-1170)が、金沢国際ホテルの敷地内にプレオープンして1カ月がたった。
【VRで読む】金沢国際ホテル敷地内にメルヘンなパン店「こむぎ日和」、食パンも人気
店長の蔵元遼平さんは、県内外で7年余りパン職人として経験を積み、昨年12月に念願のパン店をオープン。ムーミンをイメージして店の外壁は青色に、クマのオリジナルキャラクターを作るなど、メルヘンな世界観を感じてもらえるようにした。ガラス張りの店内は明るく、高台の立地を生かして眺めも楽しめる。
食パンは、サンドイッチやトースト向きの卵や乳製品不使用の「こむぎ日和」(280円)と、生クリームを使いしっかりとした甘みが特徴の「山小屋食ぱん」(380円)の2種類あり、すでに週に何度も訪れるリピーターもいるほど人気の品となっている。日常から特別なシーンにも対応できるよう、調理パンや菓子パン、ハード系まで、現在約30種類をそろえ、3月中旬のグランドオープンに向けて、種類や数をさらに増やす予定。
老舗の和菓子店から取り寄せるあんこを使い、バターとともにふんわりとしたパンに挟んだ「あんバター」(280円)は、何度も試作を重ね、和菓子店のお墨付きをもらったもの。使用する小麦粉は製粉にもこだわるなど、ものづくりの原点を大切にしたパン作りをしているという。
蔵元さんは「これからさらにバリエーションを増やし、ブランド化を図っていく予定。たくさんの方にワクワクしてもらえるようなパンを提供していきたい」と語る。
営業時間は10時~16時(なくなり次第終了)。月曜・火曜定休。