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道の駅めぐみ白山で「幸・大学いも」販売 幸せの願い込め、神社で祈とうも

あめの俵屋の米あめを使った「追いみつ」をたっぷりとかけ仕上げる「幸・大学いも」

あめの俵屋の米あめを使った「追いみつ」をたっぷりとかけ仕上げる「幸・大学いも」

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 本格的に始まる受験シーズンや、新型コロナウイルス感染症不安、大雪の疲れを少しでも拭い去りたいと、幸せの願いを込めた大学いもが、白山市の道の駅めぐみ白山内の「レストラン風土ぴあ」(白山市宮丸町、TEL 076-227-9588)で販売されている。

【VRで読む】道の駅めぐみ白山で、幸せな暮らしを願い「幸・大学いも」 販売初日から行列も

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 レストランを運営するのは「8番らーめん」などを展開するハチバン(金沢市新神田1)で、「地元生産者との縁を大切にした地産地消」をテーマに定食や?類などバラエティー豊かなメニューをそろえる。一角にはデリコーナーを設け、畑に訪れ生産者との対話を商品展開に生かすなど、地元の食材をメインにした総菜を販売している。

 デリコーナーで昨年11月から販売し人気商品となっている加賀野菜「五郎島金時」で作る大学いもを、1月15日から約850個の数量限定で「幸・大学いも」として提供。大雪や新型コロナウイルスで疲弊する地元の人たちを元気づけたいと企画したもので、JA金沢市五郎島さつまいも部会が協力し用意した約200キロのイモは、地元の氏神を祭る楢本神社(白山市宮丸町)で祈とうした。

 商品は中(500円)と小(290円)の2つのサイズで販売し、ほくほくとしたサツマイモに、あめの俵屋の米あめをベースにした蜜を絡め、無添加で優しい甘さに仕上げている。販売時に「追い蜜」をかけることで、表面のカリッとした食感を残しながら、まろやかさが加わるのが特徴。

 店内には祈とうを受けた神棚が祭られ、購入した人が書いたメッセージカードをボードに掛けられるようになっており、合格祈願や安産祈願などさまざまな願い事が寄せられている。このボードは後日、神社に奉納する。

 ハチバン業態開発部長の杉本貴史さんは「初日から多くの方に喜んでいただけてうれしい。今後も地元へのお返しという気持ちで、食を通して、地域の皆さんが元気になるような取り組みを行っていきたい」と話す。

 デリの販売時間は11時~19時(レストランは10時~16時)。

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