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金沢のギャラリーで「夜の工芸教室」、伝統工芸士が金継ぎや蒔絵の技術を伝授

金沢アートグミで行われた第1弾「金継ぎ教室」の様子

金沢アートグミで行われた第1弾「金継ぎ教室」の様子

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 仕事帰りの人などに向けた「夜の工芸教室」が好評を受け、ギャラリー「金沢アートグミ」(金沢市青草町、TEL 076-225-7780)で新たな参加者を募集している。

 「伝統工芸に興味はあるが時間がない。平日は難しい」という働く人などに向け、市中心部の立地を生かした同ギャラリーが金曜夜に企画した。新型コロナウイルスの影響で延期となったが、加賀蒔絵(まきえ)伝統工芸士の高田光彦さんを講師に招き「金継ぎ教室」の第2弾と、新たに「蒔絵教室」を始める。

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 「金継ぎ教室」の第1弾では定員を超える申込みがあり、参加者(50代女性)からは「軽い気持ちで参加したが、内容が本格的で工芸士の手技を直に見ることもできた。先生の対応がとても親切」などの声が寄せられたという。

 講師を務める高田光彦さんは同ギャラリーで1月に開催した「金沢のしきたり展」で蒔絵を施したギターやアップルウォッチなどで注目され縁が生まれたという。高田さんは「日本にしかない器など『割れ欠け』を繕う金継ぎ文化。『侘び寂び』と呼ばれる日本の独特の美意識を極めながら作られる蒔絵文化には、日本人らしい美学が詰まっている。伝統技術の体験を通して、日本の美しい文化を身近に感じていただき、漆文化を1人でも多くの人に知っていただければ」と話す。

 2期目の「金継ぎ教室」は11月~来年1月(定員=10人、第2、4金曜、19~21時、全6回、1回=5,500円、材料費込み)。「蒔絵教室」は10月~来年1月(定員=8人、第1、3金曜、19~21時、全7回、全回=5万5,000円、材料費込み)。同ギャラリーの小森隆文さんは「伝統工芸と聞くと堅苦しく感じてしまうかもしれないが、和気あいあいとした雰囲気で開催している。気軽に本格的な技を学ぶことができる機会として、多くの人に参加していただければ」と呼び掛ける。

 受付と問い合わせは、同ギャラリーに電話かメールで。受付の締め切りは、「金継ぎ教室」=11月6日まで、「蒔絵教室」=10月9日まで(材料などに応じて変更があるため要問い合わせ)。

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