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小松空港前の県航空プラザで「前政府専用機貴賓室」公開 映像資料なども展示

初公開となる前政府専用機の貴賓室

初公開となる前政府専用機の貴賓室

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 小松空港前にある石川県立航空プラザ(小松市安宅新町、TEL 0761-23-4811)で、前政府専用機の貴賓室の公開が始まって1カ月がたった。

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 日本海側唯一の航空機の博物館で、屋内外に戦闘機やヘリコプターなど17機の実機展示やフライトシミュレーターなどの体験施設もある同館。1995(平成7)年の開館以来、年間27万人が訪れる人気のスポットとなっている。

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 政府専用機は航空自衛隊が運用しており、日本の皇族や政府の要人が外国を訪れるときに使う専用の飛行機で、イラク人道復興支援や国際緊急援助活動などでも使われてきた。日本初の政府専用機として約30年空を飛び続けてきた機体が昨年3月に引退となり、貴賓室展示を希望する施設を航空自衛隊が募集したところ、数多くの応募の中から同館が採用され、2年間の無償貸与となった。浜松の航空自衛隊の広報施設以外では同館だけの展示となる。コロナウイルスの影響で来館者が減る中、貴賓室を見ようと県外から訪れる客も目立つという。

 6月6日から公開された貴賓室は、天皇や皇太子、歴代首相の居室として実際に使われていた最前方の区画。昨年11月に部品が届いたものの機体部分がないため、上部から部品をつるした状態でアーチを整えるなど設置作業に時間がかかったという。一般向けの内部公開は初となり、衛星電話が置かれたデスク席や、4人掛けのテーブルのほか、菊の模様がデザインされたソファベッドなどを見ることができる。機内の構造などの紹介パネル、航空写真家の大村基嘉さんが撮影した機体の写真や映像も展示されている。

 管理事務所所長の山内修さんは「日本初の政府専用機であり、退役となったからこそようやく公開されたもの。世界でも珍しく貴重な展示なので、実物を見て体感してもらえれば」と話す。

 現在、9時~16時に短縮して開館。来館者には検温・手指消毒を促すほか、館内の一部のシミュレーターは休止し、子どもたちに人気の室内遊具スペースは1時間ごとの入れ替え制として消毒作業を行うなど、感染対策を講じる。

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