北陸新幹線が3月14日で開業5周年を迎え、JR金沢駅構内には記念のモニュメントが設置され、「おみやげ処金沢」(TEL 076-233-6088)では、5周年を祝って「駅ナカ限定」の新商品が多数販売されている。
【VRで読む】JR金沢駅に北陸新幹線開業5周年のモニュメント設置、駅ナカ限定の新商品も続々
新型コロナウイルスの影響で記念式典は中止となったものの、JR西日本は新幹線の改札口前に、開業5周年を記念してモニュメントを1カ月限定で設置。5年前の開業式からの歩みだけでなく、2014(平成26)年4月に金沢港に車両が到着したときの歓迎セレモニーや、開業100日前のイベントなど、開業を心待ちにしている石川県民の様子を写真でたどることができる。
新幹線改札の正面にある土産物店「おみやげ処金沢」では、開業5周年を記念した「駅ナカ限定おみやげ」のコーナーを設け、さまざまな商品を販売している。10月の第1弾に続き、3月10日から第2弾として新たに15点余りの菓子や酒、キーホルダーなどさまざまな商品が加わった。
北陸新幹線と同じ5年間じっくりと熟成させた小堀酒造の梅酒(2,090円)や、かほく市で生産された紋平柿を使った金澤ブルワリーのフルーツビール(528円)は数量限定。柚餅子(ゆべし)総本家中浦屋が手掛ける「金澤ぷりん」が圓八とコラボレーションした「圓八あんころぷりん」(496円)も、同店でしか買えない商品となっている。副店長の森早苗さんは「老舗も含め多くの企業が新商品を開発してくれ、5周年を盛り上げていただけることに感謝している。新幹線を降りてすぐの土産物店として、金沢の良さを伝えられるような品ぞろえと店づくりをこれからも続けていきたい」と話す。駅ナカ限定の記念商品は今後も増える予定。営業時間は7時~21時。