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金沢の全景がKDDIの新体験型VRサービスへ編集配信機能を提供開始 

「KDDI えらべるVR:ガイドVR -12K-」を利用した物件内覧のイメージ

「KDDI えらべるVR:ガイドVR -12K-」を利用した物件内覧のイメージ

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 金沢でデジタルツイン技術の研究開発を行う「全景」(金沢市大豆田本町、TEL 076-234-7077)は3月6日、新体験型VRサービス「KDDI えらべるVR:ガイドVR -12K-」において、同社が開発するVR編集と配信の機能の提供を始めた。

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 2018(平成30)年より同社とKDDIで開発をスタートさせた同サービス。12Kの超高解像度画像を用いて、遠隔地からストレス無く互いに同じVR空間を複数人で共有できる。体験者と会話しながらガイドでき、現地へ赴かない限り不可能だった体験提供を、VRで置き換えられるという。

 同社では今後、VR/AR、AIとコラボレーション技術を組み合わせた独自のアーキテクチャーから成る「ZENKEI Digital Twin」を連携させ、観光関連や地域おこし、施設体験にデジタルツインの機能を実装していきたい考え。

 同社社長の荒井芳仁さんは「新型コロナウイルスの流行で、業務のやり方がフィジカルの場だけではなく、デジタルな場で置き換える有効性が広く認知され始めている。『さようなら20世紀』をキャッチフレーズに、デジタルツイン技術で仕事のやり方を変えていく」と話す。

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