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兼六園茶屋「見城亭」がリニューアル 建築家・隅研吾さん設計、カフェ併設

「見城亭」で出迎えるスタッフの皆さん

「見城亭」で出迎えるスタッフの皆さん

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 金沢の観光地・兼六園内の茶屋「見城亭」(金沢市兼六町、TEL 076-222-1600)が11月10日、リニューアルオープンした。

【VRで読む】兼六園の茶屋通りにある「見城亭」がリニューアルオープン

 同店は1913(大正2)年の創業以来、兼六園に訪れた地元客や観光客の憩いの場所として営業してきた。今回、旧店舗の木組みや大黒柱はそのままに大幅な改築を行い、新たに生まれ変わった。設計を担当したのは建築家・隅研吾さん。伝統的な工法「指物造り」を取り入れた吹き抜けや、「小松マテーレ」(能美市)の先端技術である炭素繊維で耐震補強し、黒を基調としたシックな内装に仕上げた。照明は店内のイメージに合わせて、金箔(きんぱく)を貼り付けた和紙で手作りするなどしている。

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 1階には新たにカフェを併設。「野田屋茶店」(竪町)の抹茶を使いビロードゴケを表現した「兼六園抹茶パフェ」(1,200円)、「二三味珈琲」(珠洲市)の見城亭オリジナルブレンドコーヒーをゼリーにした「極 珈琲ゼリー」などのスイーツ、「諸江屋」(野町1)とコラボしたオリジナルの落雁(らくがん)付きの「抹茶 生落雁付」(以上700円)、「丸八製茶場」(加賀市)の「献上加賀棒茶 落雁付」(650円)などのドリンクが楽しめる。

 2階のレストランもリニューアルに伴い、メニューを全て変更した。地元食材や県内のブランド米・ひゃくまん穀を九谷焼の器などに盛り付け、加賀藩前田家の弁当をイメージした「珠姫の宝石箱」(2,700円~)や旬のものをふんだんに使う「見城亭の季節御膳」(3,000円~)などを用意する。3月~11月の日曜限定で「見城亭のおいしい朝ごはん」(2,300円)も提供し、土曜の夜限定の「見城亭 季節の会席」(7,000円~)も好評だという。料理には地酒を合わせてほしいと、オリジナルの純米大吟醸「金箔 華の恋」(1.5合=2,500円~)や「飲み比べセット」(1,200円)、「ハイディワイナリー」(輪島市)の能登ワインなどもラインアップ。

 マネジャーの前田由起さんは「金沢城を同じ目線で見ることができる一等地で、ぜいたくに食事を楽しんでいただきたい。これまで地元の方に愛されてきたことを感謝しつつ、新しくなった店内でゆっくりと旬の食材を使った料理やお酒、カフェメニューなどを味わえる店舗づくりを目指していく。土曜の夜以外も10人以上の予約で宴会なども対応できるので、これからの忘年会シーズンにも利用していただければ」と話す。

 営業時間はカフェ=10時~16時30分、レストラン=11時~15時(3月~11月の日曜のみ8時~)、17時~21時(土曜・予約時)。火曜定休。

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