地ビールパブ「オリエンタルブルーイング 金沢駅店」(金沢市木ノ新保町1、TEL 076-208-4311)が3月1日、金沢百番街あんと西館にオープンした。
【VRで読む】金沢百番街にオープンした「オリエンタルブルーイング 金沢駅店」
運営するのは金沢市内のビール醸造所「オリエンタルブルーイング」。金沢の素材を取り入れた「ローカルでユニーク」なクラフトビールを製造し、直営店の東山店と香林坊店で提供している。今回、3店舗目として金沢駅構内にオープンした理由について、店長の平尾信悟さんは「市内の主要な場所として、観光地である東山、街中の香林坊の次は、駅前に出店したいという思いがあった。より多くの方にクラフトビールを飲んでいただくためにも、地元の人も来店しやすい金沢駅での出店は意味がある」と話す。
カウンター8席とテーブル22席を設けた店内は、内装に木と鉄を取り入れた「ブルックリンスタイル」を意識。小松市の鉄職人・酢馬慶太さん製作の和傘をモチーフにしたロゴが、黒い鉄の壁に映える。提供するクラフトビールは「湯涌ゆずエール」「加賀棒茶スタウト」「シングルホップシトラ」「きまビール」(各700円)を常時ラインアップ。4月上旬には4銘柄の瓶ビールも発売し、当店のほか、金沢駅構内でも販売予定だという。
厨房(ちゅうぼう)内にはピザ窯を設置し、「マルゲリータ」(1,000円)や「ビスマルク」(1,300円)など本格的なナポリピザのほか、「大野醤油の照り焼きチキンピザ」(1,350円)など地元の食材を使ったメニューも用意。平尾さんは「ビールやフードメニューともに、金沢の地のものを使っている。石川県は日本酒の街として認知されているが、おいしい地ビールもあるということも県内外問わず多くの方に知っていただければ」と話す。
営業時間は11時~22時。