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イスラム文化の交流拠点「金沢モスク」 市民参加可能な交流イベントも

金沢モスクの内観

金沢モスクの内観

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 以前からムスリムが多いとされる金沢で現在、「金沢モスク」(金沢市若松町、TEL 090-7086-3480)が評判を集めている。

【VRで読む】金沢のイスラム文化交流拠点「金沢モスク」

 インドネシアやマレーシアをはじめ、バングラディシュ、エジプト、パキスタン出身のムスリムが訪れる。以前より「断食中の夜は多くの人が集い、食事を共にするため、飲食禁止の狭いアパートの一室では勝手が悪い」などの声があり、大勢が集うことができるモスクは評判という。

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 開館は2014年。インドネシア出身の妻を持つ、同館管理人の松井誠志さんは「このモスクが建つ前は、近隣の方々からいくらかの反対があった。しかし、イスラムの知識が少ない人々に対して、具体的なイメージを持ってもらえるような活動をしていきたい」と話す。

 なじみのない人々に具体的なイメージを持ってもらうためには、実際に触れ合うことが一番分かりやすいことから、同館では毎月1回程度、ムスリムと気軽に交流できるイベントを行っている。松井さん自身がインドネシアで生活をした際、モスクで現地の人々と交流し、イスラムへの理解を深めた。マスメディアで取り上げられる厳しいイメージとはかけ離れた、優しく親しみやすい人柄だったことから「好き嫌いの判断は実際に彼らと交流をし、確認してほしい。参加者にはイスラムへの知識を少しでも持ってもらい、イメージを改善してもらえたら」と話す。

 「モスクはお祈りの場所であると同時に、気軽に食事や会話をしたり、昼寝をしたりできる解放された場所。一度足を運び、ムスリムと交流してみてほしい」と呼び掛ける。